外構・エクステリア・造園工事のプランニングガイド
外構・エクステリア・庭工事を依頼する時のタイミング、プランニングの注意点、考え方をご説明しています。
数社へプランニングご依頼をされる場合のお願い
様々なプランで検討したいとお考えのお客様は、他社様と相見積してご検討頂いて結構です。ただ、当社に限らずプランニングは、営業や設計士がお客様の事を考え、時間やコストを掛けプランニング致します。
残念ながら外構業者の中には、他社様で作成された見積・プランをそのまま使用する良識の無い会社もあります。その場合、自社で綿密な現地調査が行われていないことによる弊害も予想されます。
もちろん、当社の見積やプランを他社に見せていただくのは大丈夫ですが、そのプランをそのまま他社様に値段だけを下げてご依頼されるのはお止め下さい。また逆も同じで、匠ガーデンでは他社様のプランをそのまま施工依頼されましてもお断りさせて頂いております。
相見積の際は他社様でヒアリングされた事と同じような事をお聞きするかもしれませんが、どうぞお付き合いして頂き、当社オリジナルのプランをご提案させて頂ければと考えております。
匠ガーデンの外構・エクステリア・造園（庭づくり）に対する思い
■それが本当に必要か？
最近は綺麗でインパクトが強いエクステリアデザインを良く見かけます。それぞれの会社の設計士が頭を悩ませて、何処よりも見栄えの良い外構をと競い合っています。その考えが悪いとは思いませんが、デザインの優先度が高すぎると思う事が多いように思えます。
匠ガーデンでは、デザインと安全性、機能性のバランスを大事にして設計・施工をする事を心がけています。
■外構（エクステリア）と植木の関係
匠ガーデンは造園から始まった事もあり、植木の大切さを感じています。無機質な構造物に植物という生き物を入れることで、外構が見違えるように柔らかく、暖かいイメージに変えてくれます。それにより本当の意味で外構が完成すると考えています。どうしてもスペース的に植栽スペースが取り入れ出来ないケース以外は「植木を一本でいいので入れませんか？」とお伝えしています。
造園から始まった会社ですので、植木の事を考えた外構を提案できるのが強みでもあります。
■お客様の思いを、匠ガーデンの思いを作品に。
外構・造園というものは、ある種の芸術作品と考えます。作庭させて頂いた外構・造園は長い期間その場所に残ります。特に造園に関しては、植木管理は必要ですが年々味がでてくる物です。
そんな作品をお客様と一緒に造っていく。そんな思いで設計から施工・植木管理のご提案・ご提供させて頂きます。
プランニング依頼のタイミングについて
新築・リフォーム・改築に伴う外構・造園の見積設計依頼をするタイミングは、大きく３つあります。
■家の建築前（家の設計と同時ぐらい）
■家の建築中（家の設計 完了後～）
■家の建築が終了間近（引渡し日の1月程前～引渡し後）
プランニング依頼のタイミングの上記3点には、それぞれ利点とマイナス面がありますので下記をご参考下さい。
1.家の建築前に外構・造園の打合せ（家の設計と同時ぐらい）
この時点で打合せをされるの多くの方はハウスメーカーからの紹介業者となると思います。
【利点】
■予算が早期に決められる。(住宅ローンの総額が決めやすい)
■建物の設備（窓、給湯器、玄関）の配置を外構・造園の事も考えてプランニング出来る。
■外構・造園のプランニングに時間をかける事が出来る。
【マイナス面】
■家が建っていないので外構のイメージが持ちにくい。
■完成後の家の配置（設備・寸法・設計GL等）とプランニング時点での家の配置（設備・寸法・設計GL等）に変更・誤差がある場合、外構の設計が大幅に変わる可能性がある。
（ポーチからの階段の段数、配管等の位置変更）
■見積・図面を初期に提出するので、商品（製品）の廃盤、価格変動がある可能性がある。
■2.家の建築中に外構・造園の打合せ
この時点で打合せをされるの多くの方はハウスメーカーからの紹介業者となると思います。
【利点】
■比較的、精度が高い見積・プランニングが可能で、室外機、玄関位置、電気温水器などの建物外設備の配置などを考慮したプランニングが可能.。
■ある程度、建築された建物で外構・造園の打合せが可能で図面上の打合せより、より具体的な打合せ・プランニングが可能。
■外構・造園の完成をイメージしやすい（駐車場や、デッキの位置等々）。
【マイナス面】
■外構・造園費用の予算取りが遅くなる。
■打合せが引渡し直前となると、工事の着工が遅れ自家用車を敷地内に置けるまでの期間が長くなる。
（◎着工は最速でハウスメーカ様引渡し後となります。）
■家の内装など家の事を決める作業が多く外構・造園の打合せをジックリとしにくい。
■3.家の引渡し後（引越し後）
【利点】
■実際の建物があるので、確実で具体的な外構・造園の設計・提案が出来る。
■足場や障害物（建物建築道具等々）が現場にないため、現場立会いでの打合せがより分かりやすくイメージがわき易い。
■じっくりと落ち着いて、家にあった外構・造園プランを考えられる。
【マイナス面】
■外構・造園の見積（予算立て）が引き渡し後となるため予算取りが難しい。
（住宅ローン組み込み等々）
■敷地内に車等を駐車出来ない期間が長くなる。
■引越し完了しても数週間外構が完成しないため、見た目が悪い。
大きく分けて、３種類の打合せタイミングがあります。
建築着工前に一度打合せをして、引渡し前に再度詰めた打合せを行えるのが理想です。
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